yum-mil-kick (よむ・みる・きく)

日々のつぶやき転載日記だったけど、はてながTwitter連携停止するそうなので、ここは跡地になりました。

看脚下(根っこの確認)(my日本日記転載)

2010年12月26日付けで、SNS「my日本」に書いた日記です。

12月26日には前職でお世話になり、
現在もいろいろお世話になってる上司(慶應出身)とスカイプで話してました。
大体4時間半くらい?


この方にも「こなー、お前政治系のリツイートうぜーよ」と言われたことがあって
今はリムーブされちゃってますwwww


けど、その辺の話から中国大使館の土地購入問題で
大使館が日本各地にあるから怖いんでっせ、という話をしたら初耳だったらしく。
お返しに、上司の常々思ってるご意見を聞けました。
「今、中国人の日本の土地購入関係で至急やんなきゃいけねーのって
 水源地の保護や外国人への不動産売買や投資条件を明文化した法律つくることじゃねーの?
 土地持ちと不動産屋どうにかしねーと、どんどん攻め込まれるぞ。
 国有地にするのが一番堅いけど、
 そこで暮らしてる人だっているし、いきなりムチャはいえねーからな。
 攻め入る隙を作らないために、まず法律を作っておくってのが大事


おおおおお。


「日本は四方を海に囲まれてるから、日本の守りは大丈夫!
 ……なんて思ってるなら頭悪すぎるぞ。
 今どき“今から攻め込みますね〜。よろしく〜”って攻めてくる奴いねーよ。
 性善説の人が悪いって訳じゃないけど、
 最悪の事態が起こる可能性とか相手の動きをより多く予測しないと
 防衛なんてやってけねーって」


大卒のケーエーシャって深く考えてるんだなーって思いました。
さすがホワイトカラー。ブルーカラーにはない視点だぜ!


それでなにをか思われたか、上司から
「そういや、ゆとり教育ってどんな経緯で始まったんだっけ?」みたいな話に。
「先生たちも一般企業みたいに週休二日制がほしいから」以外の理由が
よく分からないので、Wikipediaをあさります。


■ゆとり教育(Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%95%99%E8%82%B2

ゆとり教育(ゆとりきょういく)とは、日本において、知識重視型の教育方針を詰め込み教育であるとして廃し、経験重視型の教育方針をもって、ゆとりある学校をめざした教育のことである。


読んでる時に、ふたたび上司が何かを思い出したらしく
「新学力観」の項目を見ろと促されました。


・新学力観(同上)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E8%A6%B3

(概要) 「旧来の学力観が知識や技能を中心にしていた」として、それに代えて学習過程や変化への対応力の育成などを重視しようと考える学力観である。


「は? 対応力なんて、知識と技能中心の学習と
 その蓄積によって得られた個人の経験で培われる
モンじゃないスか!」
「だよん」
「30年かかって、それに気づきましたって酷くねっスか?」
「だろ?」


そこで話が一段落したと思ったら
「君が気にしてる“めったやたらにつばを吐くのはいけません”って
 誰が教えるモンだと思ってるんだ?」って聞かれました。


「そんなこと、お父さんお母さんが家庭で教えるモンですよ。
 お家で散々言われてるのに学校でつば吐く子には、
 先生が叱って教えるだけじゃなく、
 友達の子たちが“いけないよ”とか“おかしいよ”って
 注意したっていいじゃないですか」


「おー。お前はまだマトモだな。
 “なんで学校で教えないの!”って学校に丸投げしてる親がいるだろ。
 そういうこと言う奴に、育児する資格はないってオレは思ってる。
 育児する資格のある人にだけ妊娠・出産する免許を与えたら、
 日本が平和になると思う」
「父親は?」
「当然。育児する資格のない男はセックスするなって話じゃねーか。
 風俗かオナニーで我慢するわけですよ」(←なぜかですます調)


そこで空気を読む私。


「あ、そーそー、社長! しつけといえば、いいものがあるんですよ!
 教育勅語!! これ最強ッスよ!」

教育ニ関スル勅語Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E3%83%8B%E9%96%A2%E3%82%B9%E3%83%AB%E5%8B%85%E8%AA%9E


「…………やべ。
 “夫婦はいつも仲むつまじくしよう”見て、ニヤニヤしちゃったw」
(シャッチョさんは想像力が豊かすぎるオトナ……)


「そっちじゃなくてwwww、これ見てください」


「ほー。なんか意外だった。
 後半見てる時、慶應義塾の目的”を思い出したな」
「大学の教育方針みたいなものですか?」
「大学生は知らねーんだよw 慶應義塾に入ったら暗記するんだ」
(なんか暗唱してはった。何やら高尚な感じの檄文的な感じ?)
「へぇ〜! 大学から入った人は教えてもらえないんですかぁ……」
慶應義塾について無知でごめんなさい)
「大学から入った奴には、“若き血”を校歌だと思ってるのも多いぞ」
(上記はカレッジソングと呼ばれるモノで、校歌は別にあるそうです)
「へぇぇぇ〜。えーっとなんでしたっけ? 慶應義塾のサイト、どこに載ってます?」
「読みたいの?」「ええ、そりゃあ」


慶應義塾の目的
http://www.keio.ac.jp/ja/contents/mamehyakka/53.html

慶應義塾(けいおうぎじゅく)は
単(たん)に一所(いっしょ)の学塾(がくじゅく)として
自(おのず)から甘(あま)んずるを得(え)ず。
其(その)目的は
我(わが)日本国中に於(お)ける気品の泉源(せんげん)、
智徳(ちとく)の模範(もはん)たらんことを期(き)し、
之(これ)を実際にしては居家(きょか)、処世(しょせい)、立国(りっこく)の
本旨(ほんし)を明(あきらか)にして、
之(これ)を口に言ふ(いう)のみにあらず、躬行実践(きゅうこうじっせん)、
以(もっ)て全社会の先導者たらんことを欲(ほっ)するものなり

※設立者・福沢諭吉先生のお言葉。


「躬行実践」っていうのは、自分から進んで行動・実行するって意味ですって。
「躬(キュウ・み)」っていう字は、じぶんからっていう意味があるんですって。


さすが、有名な知識人が作った学舎には高尚な目標が設定されているなぁ。


自分が勉強した学校がどんな目標を掲げてたかなんて、ほとんど覚えてなかった。
けど、シャッチョさんのおかげで、母校の公式サイトにいって調べてみました。
そしたら、校章(蜂)に関する言葉があったんですよね。
それを読んで「へぇぇぇぇ〜」っと、自分の認識を新たにしてきました。


意外と今の自分の価値基準の根っこに近いモノがあった気がします。
読書や交流でいろいろ感化されることはあっても、
その取捨選択をする無意識の中に
ひっそり連綿と息づいているモノなのかもしれないですね。


一年の締めくくりの前に、確かめられるのも面白い試みかと思われます。