yum-mil-kick (よむ・みる・きく)

日々のつぶやき転載日記だったけど、はてながTwitter連携停止するそうなので、ここは跡地になりました。

創生「日本」東京研修会レポ?(前半)(my日本日記転載)

2010年10月7日付けで、SNS「my日本」に書いた日記です。

2010年10月6日に衆議院第一議員会館地下にて行われた、
創生「日本」東京研修会のメインイベント
桜井よしこ先生の講演のメモをテキスト化してみました。

意味不明なところや、補足および修正が必要な部分がありましたら、
コメントをいただけると幸いです。
(特に研修会参加者の方からのコメントは、
 私だけじゃなく、my日本のみんながすごく知りたい情報だと思います)

そんなわけでGo!

桜井よしこ氏講演 メモ
☆日本は昭和20年の終戦以降「なすべきはわかっているのに」成してきていない


☆過去に日本国で犯罪を犯した中国人を中国に還した時、小泉純一郎元総理大臣は「これは私の政治判断です」と言った。自分の言葉に責任をもってこそ政治家


☆全世界が「中国とどう付き合うべきか」に注力している時であるのに、日本の現政権はあまりにも無責任な対応をしている。1972年の日中国交回復以降の日中関係はどうであったか。敗北・譲歩の連続で、つねに中国は我を通してきた


☆中国の対日外交姿勢は「三戦(さんせん/世論戦・法律戦・心理戦)」である
 ・世論戦:国の思い通りの情報だけを流通・宣伝し、国内に浸透させ、大きな流れを作る。これに対して日本の対応は、中国を刺激しないようにとの方針。中国の望み通りに動いていた
 ・法律戦:1992年に施行された中国の「領海法」。この法律で日本の領土が勝手に中国領であると中国の法律によって主張された
 (補足)この法律制定後に、日本政府は何をしたか。天皇皇后両陛下に訪中をお願いした。日本領である尖閣諸島をはじめとする外国領が、中国の国内法によって勝手に中国領であることが明記されているが、日本は正式抗議を行っていない
 ・心理戦:中国は21年間で軍事費を22倍に増強している。国力(軍事力=威力的な意味で)の急成長によって、他国を心理的に圧倒する
 (補足)15世紀〜17世紀までは中国とチベットは元首が同じ高さの椅子に横並びで座り、朝鮮の特使は彼ら二元首の前に叩頭(こうとう/頭を地面にすりつけてお辞儀すること。叩首)させられた。なぜチベットは中国と同等の扱いなのかについては「中国は朝鮮の宗主国である(なので朝鮮は属国扱い)。チベットは中国にとって大切な同盟国なので対等である」と説明された。しかし、欧米諸国の植民地化によって中国周辺にも進出が進んでくると、中国は「中国周辺諸国も中国領とみなす」という宣言をして、侵略から領土を守ろうとした(ちょっとアヤフヤです。すみません)。その言葉(新規定)が、その後チベットは中国領」という方針となり、チベットはいまや完全に中国と化している。チベットの独自文化も衰退の一途を辿っている


☆中国にとっては、自分の発した言葉だけが真実


☆よい外交関係とは、お互いが気遣いあえる「対等な」関係


☆日中関係の深刻化を暗示する二つの事例
 ・東シナ海の深海ガス田試掘が始まったにもかかわらず、現政権は何もせず
 (補足)「東シナ海のガス田を掘ったら海の色が変化する。その証拠が挙がり次第、日本国はしかるべき対応(こっちもガス田掘るぜ!)をする」と自民党政権時代から言ってる。このたび、読売・朝日という日本国内最大部数を誇る二大新聞がそろって、東シナ海の掘削泥で変色した海の写真を掲載して報道しているにもかかわらず、政府はなにもコメントもせず、試掘開始の指示もしていない

アメリカとの関係の変化。「尖閣諸島問題についても日米安保条約は有効」というコメントの表面だけを見てはいけない
 (補足)日米安保は有効、とアメリカの政治家は言ったけど、方針を同じくする国務長官(じゃなかったかも)は記者会見で「日本は、尖閣諸島問題を(アメリカが出る必要のないくらい)早期に解決しろ」を4回繰り返し言っている。これが真意だろう
 (補足2)日米安全保障条約についてのアメリカの共通見解は、日中間に摩擦を起こさせてはならない。また、アメリカとしては「日本の頭を押さえつけておく必要がある」という認識がある


☆日本にとってアメリカは大切な同盟国だが、いやしくも独立国というならば自国の安全を他国に預けっぱなしにすべきではない


☆日本国民が早急になすべきこと
 ・自国の文化・歴史に誇りを持てる国民教育が必要
 ・日本国を守る顕著な努力をすること
 (視野の狭い、自分だけが助かればよいという守りではない。自衛は社会のためという意識が必要)


・桜井氏公式サイト
 http://yoshiko-sakurai.jp/
・国家基本問題研究所
 http://jinf.jp/


いろいろ、裏事情が分かっていればもっと興味を引くメモにできたかもですが、そのままを書き写すので精一杯でした。

なので、あとのメモがすごく雑に……。
それでも続きが必要な方は、「わっf(ry

↓後半部分(平沼赳夫氏、安倍晋三氏あいさつ等々)
http://d.hatena.ne.jp/parkona/20101008

基本「おはなばたけ」なので、最後辺りにうっすら軍国主義化がにじんでるように感じて、それはちょっとなぁ……って気持ちもありますが。
けど、かなり昔に身内が韓国に拿捕された経験から、今回の中国人解放の経緯にはすごく怒りを感じてます。
ちゃんと調べてほしいし、調べたのなら情報公開をしてほしいぞ。